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2013年6月20日(木)

きょうの潮流

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 都議選の支持を電話で訴えていたら、年配の女性と会話になりました。20年ほど前に東京に引っ越してきて、いまは夫婦2人で年金くらしだといいます▼選挙には欠かさず足を運んできたという、その女性。最初は石原都知事に期待し、4年前の都議選は民主党の候補者に投票したそうです。しかしふり返ってみると、身の回りの生活が良くなったと実感したことは一度もない。自分たちのくらしを政治が応援してくれていると思ったこともない、と▼この方にかぎらず、今回は対話がつづくことが多い。アベノミクスや消費税、原発や憲法と話題はそれぞれ。ですが、こちらの話にも耳を傾けてくれます▼4年前とは変わっている―。一緒に電話をかけていた人たちの共通の思いです。前回は会話が浮いていた。話は聞くけど、投票先は決まっている感じだった。でも今回は、どこに入れるか決めかねている、共産党も選択肢にあるような口ぶりだった▼政権交代を果たしながら民主党に裏切られ、第三極の正体もみえてきたいま。このまま自公政権に託していいのか、有権者の心のなかには不信感や不安がうずまいています。そこに、どう訴えきれるか。参院選へつづく都議選の勝敗を決します▼最後の3日間。つよまる嵐に負けず、全国からの応援も力に自力で風を巻き起こしたい。「東京都にないのはお金じゃない、福祉の心。日本共産党の躍進で都政を変え、日本を変えていきましょう」(志位委員長)。あしたをひらく、あなたの1票です。


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