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2013年6月15日(土)

きょうの潮流

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 「どうしたらもっと学校が楽しくなると思う?」と、小学4年生の子に聞いてみました。答えは「クラスの人数を減らしてほしい」▼東京都内の小学校に通う彼女のクラスは39人。教室が狭く、机がぎっしりと並んでいて窮屈です。授業中の発表時間にも限りがあります。加えて、もっと先生と話す時間がほしいと言います。他の子が話していたり先生が忙しそうだったりすると、声をかけづらいようです▼東京では住民と日本共産党都議団のねばり強い取り組みで、小学1・2年と中学1年の35人学級が実現しました。しかしそれ以外は40人学級のまま。小3の娘をもつお母さんは「2年生の1クラス30人から3年生は40人に。担任はベテランのいい先生だけれど、それでも子どもたちのガヤガヤが落ち着かず、大変そう」と心配します▼日本共産党は少人数学級の拡大を求めています。一方、自民、公明、民主、維新の会、みんなの各党は今年3月、都議会で30人以下学級の実現を求める都民の請願に反対しました▼クラスの人数を減らす効果は文部科学省の資料にも多数あげられています。「きめ細かい指導で学習意欲が向上する」「教室にゆとりが生じ様々な教育活動が可能に」「悩みや相談を先生にじっくり聞いてもらえる」▼早くから少人数学級を実施している山形県では、小学生の不登校や欠席率が下がるという変化も出ているそうです。子どもたちが生き生きと学べる学校をつくるため一日も早く少人数学級を広げていきたいものです。


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