2013年6月13日(木)
「成長戦略」・改憲・外交
穀田氏会見 参院選前に集中審議を
![]() (写真)記者会見する穀田恵二国対委員長=12日、国会内 |
日本共産党の穀田恵二国対委員長は12日の記者会見で、与党が衆院予算委員会で安倍晋三首相が出席する集中審議開催を拒否している問題について問われ、「『新成長戦略』や外交、憲法改定問題などについて安倍政権の姿勢をただし、参院選前に国民に選択材料を示すことが必要だ」と述べ、速やかに集中審議を実施すべきだと述べました。
穀田氏は、6野党が11日に国対委員長会談を開き、こうした立場から予算委開会を求めたことに言及。安倍首相がぶち上げている「新成長戦略」について、国会では議論する場が設けられていないと指摘し、外交や原発輸出問題など外交問題についても議論することが必要だと強調。「内政、外政のありようについての争点を明らかにして参院選挙に臨んでいくことが憲政の常道だ」と主張しました。
また穀田氏は、首相の外遊からの帰国後にも集中審議の日程を確保することは可能であり、それでも与党側が拒否してくるのなら、参院選前に争点を明確にすることが嫌なのかと問われることになると指摘しました。