2013年6月8日(土)
再稼働反対へ一丸 官邸前行動
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首都圏反原発連合(反原連)は7日、「即時原発ゼロ」を求める首相官邸前抗議行動を行いました。福島第1原発は汚染水漏れなどが相次ぐ危機的な状況なのに、安倍晋三内閣は「成長戦略」の素案に「原発の活用」を盛り込み、再稼働を「政府一丸となって最大限取り組む」と明記するなど原発推進に前のめりです。2500人(主催者発表)の参加者は「再稼働反対」「原発やめろ」と訴えました。
官邸前では、ドラムやタンバリンのリズムに合わせた力強いコールやスピーチが続きました。
「原発ゼロこそ戦略」と書いたプラカードを掲げる男性(40)=東京都中野区=。「原発再稼働を明言した無責任、無反省な政府に命はあずけられません。私たちこそ一丸となって、選挙で目にものみせたい」と話しました。
福島県南相馬市出身の男性(69)=横浜市=は「事故の反省もせず、原因も解明できないのに、再稼働とは恥知らずだ。南相馬の実家は空き家になってしまい、本当に悔しい」と語りました。
日本共産党の笠井亮衆院議員、吉良よし子都雇用と就活対策室長がスピーチしました。