2013年6月6日(木)
96条改憲断固ストップ
共同センターが国会議員要請・宣伝 東京
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安倍晋三政権が憲法9条改悪の突破口として持ち出した96条改悪を断固ストップさせようと、憲法改悪反対共同センターは5日、国会議員要請に取り組み、千代田区有楽町のマリオン前で夕方宣伝をしました。
憲法改定手続きを緩和する96条改悪は、最高法規の憲法が憲法でなくなるものです。
マリオン前で署名に応じた男性(68)=新宿区=は、96条改悪策動について「改憲勢力が好き勝手できるよう、憲法を変えるなんてとんでもない。国民みんなが力を合わせて必ず阻止したい」と語りました。
議員要請行動に先立つ「世界の宝9条を守り生かそう 署名提出院内集会」には、大阪や北海道など各地から115人が参加。新日本婦人の会や全労連など構成団体がそれぞれ集めた憲法署名の累計が52万8872人を突破し、日本共産党の笠井亮衆院議員に手渡されました。「京都では高校生が自民党の改憲案を学んで学校で500人から紙コップにメッセージを書いてもらった。その紙コップにろうそくをともして街頭宣伝した」(日本民主青年同盟)など、憲法改悪に反対する各団体のとりくみや地域の活動を交流しました。
集会では、大黒作治全労連議長が主催者あいさつし、小沢隆一東京慈恵会医科大学教授が講演しました。