2013年6月5日(水)
TPP反対 命守ろう 首相官邸前アクション
紙参院議員、吉良氏訴え
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市民や農民団体が実行委員会をつくる「STOP TPP!!官邸前アクション」が4日、首相官邸前でおこなわれ、「TPPをつぶすまでたたかい抜こう」とアピールしました。
太鼓やタンバリンも交え「TPPはいらない」「命を守ろう」「食の安全を守ろう」などと唱和。参加した食品関係だという女性(43)は「最近もアメリカで未承認の遺伝子組み換えの小麦が見つかった。アメリカは義務表示がないし、TPPなら日本も表示が危ない。子どもの未来がかかる」と話します。
農民連の白石淳一会長がスピーチし、地元北海道では1万人集会の準備をしているとのべ、「日本中でTPP参加を許さないという声が広がっている。参院選では自民党の公約破りは許さないたたかいをしよう」と訴えました。
ペルー・リマで開かれたTPP第17回会合に、NGO(非政府組織)として参加した内田聖子さん(アジア太平洋資料センター事務局長)が報告。アメリカはTPPの年内妥結をねらっているが、参加国の反発も大きいと紹介し、「日本はまだ交渉に参加していない。参加撤回をひきつづき強く求めていこう」と訴えました。
日本共産党の紙智子参院議員が激励あいさつし、吉良よし子参院東京選挙区予定候補が訴えました。