2013年6月4日(火)
淡路島に住宅支援を
山下氏 被災者の声を紹介
参院災害特委
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日本共産党の山下よしき参院議員は5月29日の参院災害対策特別委員会で、震度6弱を記録した4月の淡路島地震被災者への支援の抜本的強化を求めました。
山下氏は、淡路島では、阪神大震災(1995年)、台風23号水害(2004年)と災害が相次ぎ、「3度目の被災という事情を踏まえた対応が必要だ」とただしました。
古屋圭司防災担当相は「県や市で適切な対応がとられている」と答弁。山下氏は「ローンの補助といっても高齢化でお金が借りられないのが住民の声だ」と批判しました。
山下氏は、県知事の判断で災害救助法の適用ができることをあげ、「同法では、全・半壊世帯には住宅応急修理や仮設住宅として借家を提供できる。今ある制度をフル活用すべきだ」と強調しました。
山下氏は住宅の被害認定に不満が続出していることをあげ、「屋根がダメになり、住めないのに『半壊』にすらならないのは、おかしい」と質問。古屋担当相は「丁寧な認定を行うよう自治体に指導する」と答えました。