2013年5月30日(木)
レッツダンス 自由だよね
署名開始から1年 東京・渋谷で
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風営法から「ダンス規制」条項の削除を求めているレッツダンス署名推進委員会は29日、署名開始から1年を迎えたこの日、東京・渋谷駅前で「ダンス文化と表現の自由を守ろう」と、風営法の改正を求める請願署名を呼びかけました。
ダンスパフォーマンス集団「TAP JAM CREW(タップジャムクルー)」が生演奏とダンスを披露すると何重もの人の輪ができ、手拍子と歓声が上がりました。飛び入りで踊る外国人や、「ずっと署名したかった」と足を止める人など364人が署名しました。
「ダンスをやるのは自由だと思う」と署名した女性(25)は「全国に規制が広がって、音楽好きな友達はみんな怒ってます」と語気を強めます。ダンサーの女性(29)は「自分にとって踊ることは自然なこと。矛盾が多い法律で、出会いの場や活動の場が奪われるのは納得がいかない」といいます。
昨年11月から毎月、渋谷での署名を呼びかけてきた同委員会東京スタッフの神部紅(じんぶ・あかい)さんは「これまで署名なんてしたことないという若い人たちとたくさん出会います。自分たちで何かを変えられると、つながっていくのを見るのもうれしい。みんなの願いを政治に反映させるために、もっと大きなうねりにしていきたい」と語りました。