2013年5月26日(日)
維新 空席めだつ サポーター決起大会
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橋下徹共同代表(大阪市長)の「慰安婦」暴言を受けて、支持率が下がった日本維新の会。同党の母体となった地域政党「大阪維新の会」は25日、東京都内でサポーター決起大会を開いたものの、用意された約200席の大半が空席と、盛り上がりませんでした。
大会に参加したサポーターと思われるのは約30人。登録者は全国に1100人、東京都には200人近くいます。
松井一郎幹事長(大阪府知事)を先頭に、大阪から来た同党所属の府議や市議、参院選と都議選の候補者らも参加。サポーターとあわせても60人ほどしか集まりませんでした。
サポーターリーダーで大阪府議の森和臣氏は、「急な呼びかけ」を強調し、参加者の少なさを気にしている様子。「選挙のために呼びかけたのではない」と語る一方で、「選挙のお手伝いをしてほしい」と支離滅裂なあいさつをしました。
大会では、橋下共同代表の「慰安婦」暴言を擁護する発言が相次ぎました。
松井幹事長は「日本人だけが(戦時下に女性を「慰安婦」として活用したとの)侮辱をうけるのはちがうといったのだ」とのべました。
女性都議候補者も「おかしいと思うことはおかしいというのが維新の会の原点」と発言しました。
参院比例候補の一人は「憲法論議といい、今回の論議といい、(橋下氏のような)勇気ある政治家はこれまでいなかった」と語気を強めました。