2013年5月24日(金)
ワクチンに国が補助を
風疹予防接種で 田村議員が要求
参院厚労委
|
日本共産党の田村智子議員は21日の参院厚生労働委員会で、風疹の予防ワクチンについて国が補助をしてワクチン接種を速やかにすすめるよう求めました。
田村氏は、風疹が流行し、罹患(りかん)者が昨年の2倍を上回っていると指摘。1973年の流行時には、「先天性風疹症候群を恐れて人工流産が大量に行われた」と言及し、全国的に接種を進めるよう求めました。
田村憲久厚労相は、「大変危惧している」と述べる一方、他に感染症もあり風疹だけというのは難しいと答弁。田村氏は国立感染症研究所がこれだけ注意喚起をしているのは73年の事態を懸念しているからだと述べ、「おたふく、水ぼうそうなども含めて、ワクチン接種の補助をぜひ検討していただきたい」と強調しました。