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2013年5月21日(火)

橋下暴言「撤回、公職辞任を」

党大阪府委・たつみ氏

各党に公開討論呼びかけ

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(写真)記者会見する(右から)柳、たつみ、太田の各氏=20日、大阪府庁内

 「日本維新の会」共同代表の橋下徹大阪市長が「慰安婦は必要」と暴言を吐いた問題で、日本共産党大阪府委員会と、たつみコータロー参院大阪選挙区予定候補は20日、府庁内で記者会見し、暴言の撤回・謝罪、さもなくばすべての公職から辞任せよとの見解を発表しました。さらに、この問題で各政党に公開討論をよびかけました。

 柳利昭書記長と太田いつみ副委員長が出席し、たつみ氏が報告しました。橋下氏が自らの発言には謝罪も撤回もせず、見苦しい居直りを続けているが、発言の中心問題は「女性の人権を根本からじゅうりんし、人間の尊厳そのものを冒す国際的な戦争犯罪が『必要だった』としたことだ」と強調。「市長、政党代表にあるまじき発言であり、人間としての血が通っているかさえ疑わしいものです」としています。

 そして、「ことは国際的批判を呼び起こしている国政上の大問題。すべての政党・政治家がこの問題での見解を明らかにすべきです」と訴えました。

 公開討論について、柳氏は「この問題をどう考えるかが、戦後の世界と日本のあり方にかかわる大問題。単に橋下市長と『維新の会』の認識だけではなく、安倍内閣による歴史認識の見直しの流れのなかでの発言でもあり、各党による公開討論をぜひ実現したい」と表明しました。

 党府委員会はこの日、各政党に公開討論を申し入れました。


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