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2013年5月16日(木)

橋下氏暴論さらに

言い訳・開き直りの果て

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 日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は15日、市役所で急きょ囲み取材に応じ、国内外から抗議が殺到している日本軍「慰安婦」問題での暴論をさらに展開しました。

 橋下氏は「慰安婦制度が必要であることは誰でも分かる」と暴言を吐いたことについて「今、必要だなんて一切いっていない」と言い訳。「第2次世界大戦当時は世界各国が同じようなことをやっていた」「なぜ日本だけが特別な批判を受けるのか。何か特殊性があるのか」などと、第2次大戦中に軍や政府が公的方針のもと兵士のためのレイプの施設をつくったのは日本とドイツだけだという歴史研究の到達点を無視した論をまくしたてました。

 軍による「慰安婦」連行の強制性については「僕は歴史家ではないから、きちんとした検証は行っていない」と発言しました。

 在日米軍に「風俗業の活用」を求めた問題について「買春とは言っていない。法律で認められた風俗がある」「ルールで性的欲求はおさまるのか。性犯罪がなくなるのか」などと開き直りました。

“風俗の活用 職員に推奨”

 退庁時の囲み取材では市役所内でもわいせつ事案の職員不祥事が増えてきた場合は、性風俗の活用推奨も議論の対象に「なりうる」と発言。「何の罪もない人のところに行くぐらいなら、認められる範囲で対応しなさいというのが本来のアドバイスだ。ほかのアドバイスがあるのか」と言い放ちました。


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