2013年5月11日(土)
公衆電話増設して
震災時の通信確保 大山都議ら要望
日本共産党の大山とも子都議と党新宿区議団、新宿地区委員会は10日、震災時の通信確保のための公衆電話増設を、猪瀬直樹東京都知事あてに要望しました。沢田あゆみ、雨宮たけひこ両区議が同席しました。
要望は、大山氏らが2日、NTT東日本に対し行った同様の趣旨の申し入れに、NTT側が行政から要望があれば相談したいと回答したのを受けてのものです。
大山氏らは、災害時は各事業者による通信規制の下で連絡手段が限られているとし、「保育園や小中学校の子どもとすぐ連絡を取りたいという保護者の声に応えるためには、公衆電話の重要性は大きい」と強調。▽公衆電話の設置について区市町村と協議し、必要なところへ設置するようNTT東日本に申し入れる▽NTTと災害時優先電話について協議し、必要な施設を設置する▽特設公衆電話(大規模災害時、避難所に臨時に設置する公衆電話)について、未設置の都立高校など都施設に積極的に配置する―など5項目を要望しました。
都の担当者は、要望に対し「持ち帰って検討する」と答えました。