2013年5月6日(月)
原発事故 支援法早く
こいのぼり掲げデモ
東京・銀座
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放射能による子どもの健康被害防止や原発事故子ども・被災者支援法の早期実施を求めて、市民約200人が5日、東京・銀座の街をアピールして歩きました。環境NGOのFoEジャパンや市民団体が呼び掛けたものです。
こどもの日にちなみカラフルなこいのぼりをかかげて日比谷公園から出発した参加者は、「文部科学省は責任果たせ」「支援法を実施しろ」などと省庁前でコール。東京電力本店前ではひときわ大きな声で「全ての被害者に補償しろ」「福1の事故は終わってない」とコールしました。
東京都江戸川区から小3の息子と参加した女性(46)は「毎日、食べる物が安全かどうか心配でなりません。政府には被害を防止するための当たり前のことをしてほしい。被ばくは嫌だと、みんなで声を上げていきたい」と話しました。
横浜市から参加した女性(38)は被災者支援法の存在を多くの人に知ってほしいといいます。「安心して暮らしていくために必要なのは予防と健診です。何かあったときに幅広い支援が受けられることは未来にとって希望です。支援法はどうしても必要」と話しました。
デモに先立ち行われたフォーラムでは、研究者や市民らが、原発事故による放射能汚染の実態や、子どもたちを放射能被害から守る取り組みなどを報告しました。