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2013年5月2日(木)

東京・杉並 認可保育所なぜ入れない

3回目異議申し立て

懇談実施申し入れ

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(写真)杉並区(右)に異議申立書を提出する保護者=1日、東京都同区役所

 東京都杉並区から認可保育所の入所「不承諾」の最終的な通知を受け取った同区の父親・母親は1日、区に対し3回目の集団異議申し立てを行いました。異議申立書37通と区との懇談を希望する申込書を提出しました。

 呼びかけは「保育園ふやし隊@杉並」。これまでの2回の集団異議申し立ては、区側が「却下」し続け、門前払いをしてきました。

 「ふやし隊」は、同区の保育事情の改善を区と一緒に考えあうため、懇談の申込書を提出しました。

 申込書は▽待機児童数の算出方法をくわしく教えてほしい▽認可外施設に区からの指導監督をお願いしたい▽区内の未利用地を活用してほしい―などとのべています。

 曽山恵理子代表は「懇談を通して、行政と親たちの思いのギャップを埋めたい」と話しました。

 5カ月の男児の父親(34)は認可保育所に入れず、20カ所以上の認証保育所をまわったといいます。「このままでは2人目も産めるのかと考えてしまいます。行政には安心できる認可保育所を拡充してほしい」とのべました。

 区の保育課長は「保護者の思いは重く受けとめています。このような行動を過去2度にわたってとらせたのは、区の見通しの甘さです。おわびを申し上げます」とのべ、懇談の実施については後日、回答するとしています。


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