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2013年4月29日(月)

いじめ克服 現場に学ぼう

自民「対策法」めぐり討論

ニコニコ超会議2

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 ニコニコ超会議2の言論コロシアムで28日、「いじめ対策法で子どもは守れるのか!? ――政治はいじめを止められるの
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(写真)言論コロシアムで発言する山下よしき書記局長代行・参院議員(右端)=28日、千葉・幕張メッセ

か」と題した討論会が開かれ、日本共産党の山下よしき書記局長代行・参院議員が参加、自民、民主両党の代表らと討論しました。

 山下氏は、「『いじめ』は人権侵害であり暴力だ」と指摘。解決にむけ、子どもたちに過度のストレスを与えている競争と管理の教育と社会を変えるなどの日本共産党の「提案」を紹介。自民党の「いじめ防止対策基本法案(仮称)」が示す厳罰化では問題は解決せず、実際にいじめを克服した現場の経験に学ぶこと、解決への一番の力は子どもの中にあることを強調しました。民主党の小西洋之参院議員も「現場から学んだ予防計画が重要」だと述べました。

 「ニコニコ生放送」などを使って、いじめ解決への取り組みをしている「ストップいじめプロジェクトチーム」代表の荻上チキ氏は、自民党案は教師や家庭の責務を強調する内容となっていること、一方で共産党が教員の増員を継続的に主張していることについて紹介しました。同チームの一員でもある、ジャーナリストの江川紹子氏も教員の増員が必要ではないかと各党に質問しました。

 自民党の土屋正忠衆院議員が「人を増やせばいいというわけではない」と答えたのに対し、山下氏は養護教諭の複数配置を含め、35人学級を実現するためにも教員増員が必要だと回答しました。

 山下氏は各地で教員や関係者との話し合いを立場の違いを超え、継続的に進めていくことが大切だと力を込めました。


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