2013年4月26日(金)
授業料無償 朝鮮学校なぜ除外
オモニ会 国連に代表派遣へ
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朝鮮学校に通う子どもたちの母親らでつくる「朝鮮学校全国オモニ会連絡会」は25日、国会内で記者会見し、30日にジュネーブで開催される国連社会権規約委員会日本審議にあわせ、代表5人を派遣すると発表しました。審議を傍聴し、高校の授業料無償化制度で朝鮮学校だけが適用除外となっている問題などを訴えます。
同会代表の南珠賢(ナム・ジュヒョン)さんは、「無償化の問題をとりまく状況は厳しくなっています。他の外国人学校には適用するが、朝鮮学校にだけ適用しないという政府の方針は差別です。この怒りをどこにぶつければいいのか。国連では、この不当性を訴え、国際世論を高め、運動の契機にしたい」と語りました。
群馬のオモニ会が発案し、全国の仲間や支援者らから送られた折り鶴もジュネーブに持参することが紹介されました。