2013年4月26日(金)
きょうの潮流
3歳の息子が風邪をひき、副鼻腔(ふくびくう)炎になりました。医者から鼻水がたまったままだと悪化するといわれ、耳鼻科に通っています。同じ症状で通い始めたのは、1歳のころ。治っては、再発し、また通う。そんな日々です▼はじめは、お医者さんが吸引器で鼻水を吸おうとすると、「いやー!」と大泣き。ところが、いつの頃からか、「もう泣かないよ」と宣言。先日も吸われている間、ぎゅっと目をつむって我慢。涙目になりながらも、「泣かなかったよ」。成長の小さな一歩に、胸がちょっと熱くなりました▼子どもが小さいうちは、いろんな病気になります。インフルエンザで40度の熱が出て小児科に走ったこともありました。高熱でけいれんになったことや、胃腸炎で吐き続けて、不安な夜を過ごしたこともありました▼思い出します。2010年のことでした。地域の小児医療の拠点だった東京都立の清瀬、八王子小児、梅ケ丘の3病院が廃止されました。都議会で廃止条例案に賛成したのは、自民党と公明党。民主党もその後、容認に回りました。子どもを持つ親として忘れることはできません▼日本共産党は、一貫して、その存続を求め、住民運動と力を合わせNICU(新生児集中治療室)の増設につなげてきました。6月の都議選に向け、子どもの命守る党の議席の値打ちを一人でも多くの都民に伝えたい▼自宅に帰ると、地元の民主党都議のビラが入っていました。見出しで「地域小児医療の大幅拡充を実現!」。よくも、いえたものです。