2013年4月22日(月)
沖縄のたたかいに連帯
高江・辺野古 基地阻止へ全国から
|
沖縄県の美しい自然を破壊する新たな米軍基地建設阻止のたたかいを激励しようと21日、安保破棄中央実行委員会の呼びかけで、連帯行動が取り組まれました。全国から45人が米軍普天間基地(宜野湾市)の「移設」先とされる名護市辺野古、米軍ヘリパッド建設工事が強行されている東村高江の座り込みテントを訪れ、寄せ書きの横断幕やカンパを手渡しました。
6年に及ぶ運動で6基建設予定のヘリパッドを1基しか完成させていない高江では、「ヘリパッドいらない」住民の会の伊佐真次さんらと「沖縄を返せ」などを歌って交流。妻の伊佐育子さんは、この日の地元紙1面トップを飾った新種のラン発見にふれて、「小さな命が頑張っていたのが自分たちのように思えてとてもうれしかった。こういう自然に対峙(たいじ)する武力、戦争というものを多くの人に考えてほしい」と語りました。
座り込みが始まって3290日になる辺野古では、ヘリ基地反対協の安次富浩さんや日本共産党の具志堅徹名護市議が現状を報告。キャンプ・シュワブのフェンスに寄せ書きの布を張り付け、基地反対をアピールしました。