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2013年4月7日(日)

大間原発建設止めて

シンポ 紙参院議員ら報告

函館

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 電源開発が建設中の大間(おおま)原発(青森県大間町)にどう立ち向かうか考えようと、津軽海峡を挟んだ北海道函館市で6日、シンポジウムが開かれました。日本共産党函館地区委員会などの主催。約500人が集まりました。

 パネリストとして日本共産党の紙智子参院議員、鈴木明広・福島避難者ネットワーク函館代表、水戸保・旧戸井町(現函館市)教育長が出席。森つねと党道国政相談室長(参院北海道選挙区予定候補)が主催者あいさつしました。

 紙議員は3月9日に福島第1原発、28日に大間原発を視察したことにふれ、「福島第1原発は、汚染水の処理が深刻で事故の『収束』には程遠い」と報告。その上で「原発問題の根本的な解決のため、国民的議論を発展させ即時原発ゼロへの運動を広げていく」と語りました。

 福島県から子ども2人と妻の4人で避難している鈴木氏は「子どもが被ばくするのはどんなに恐怖かを頭において原発を考えてほしい」と訴え。水戸氏は「大間原発と函館は、海を隔てて遮断するものがない。人間が住めなくなる危険性を含んだ原発を地域振興に活用すべきではない」と強調しました。

 フロアから12人が発言。自然エネルギーの展望に関する質問に、紙議員は「道内は自然エネルギーの宝庫。ここに力を注げばもっと発展すると思う」と述べ、道内の自然エネルギーの例を紹介しました。


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