2013年4月7日(日)
投票所・時間減に拍車
経費法改定案で井上氏
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4日の参院倫理選挙特別委員会で、国会議員選挙の大幅削減などを盛り込んだ執行経費法改定案を賛成多数で可決し、日本共産党と生活、みどりの風は反対しました。
反対討論に立った井上氏は、過疎化などで全国の投票所が激減し、さらに投票時間を短縮した投票所が昨年総選挙で全体の3分の1、5万カ所にのぼったことを指摘。「本法案による経費削減が、こうした投票所数や投票時間の削減に拍車をかけることは明白だ」とのべました。
改定案による算定額と2010年参院選挙の経費を比較すると、32都道府県で不足が出ることが明らかだと指摘。都道府県選管連合会などが「経費の過度の引き締めは選挙の管理執行に悪影響を及ぼす」と経費削減の見直しを求めていることをあげ、「民主主義の根幹である選挙の公平公正を損なう」と反対しました。