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2013年4月4日(木)

屈辱と従属の日祝うのか

沖縄 政府式典に抗議集会

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(写真)「『屈辱の日』の政府式典開催を許すな」などとシュプレヒコールする集会参加者=3日、那覇市の県庁前広場

 サンフランシスコ講和条約(1952年)発効の4月28日に、政府が「主権回復の日」として記念式典を開くことに抗議する集会が3日、沖縄県庁前広場で開かれました。集会後、約100人が国際通りをデモ行進、「『屈辱の日』を祝う安倍内閣を許すな」「政府は祝賀式典を中止せよ」とアピールしました。主催は沖縄県統一連(安保廃棄・くらしと民主主義を守る沖縄県統一行動連絡会議)。

 新垣繁信代表幹事は「サ条約第2条で北方領土を、第3条で沖縄などを切り離し、第6条で米軍の駐留を認めた。日本国憲法があるなかで、アメリカ帝国主義的政策を押し付けたものだ」と指摘。「国民の団結で主権者の尊厳と生存権を守り抜こう」と訴えました。

 日本共産党の渡久地修県議は「安倍政権は式典を通じて戦前の暗国日本へのつくり変えを狙っているが、対米従属、沖縄県民の苦しみの根源がはからずも明らかになっている」と指摘。「安保廃棄の世論を広げ、基地のない平和な沖縄をとり戻そう」と呼びかけました。

 沖縄県労連の中村司議長は「政府式典の行きつく先は辺野古新基地建設、憲法改悪だ。真の主権回復へ力をあわせよう」と訴えました。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員のメッセージが紹介されました。


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