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2013年4月4日(木)

返還交渉は正しい道理で

小池副委員長 歯舞・色丹元島民と懇談

元島民 返還で地域発展  小池氏 思いかなうようがんばる

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(写真)元島民と懇談する小池晃副委員長(右列奥)ら=3日、北海道根室市

 日本共産党の小池晃副委員長は3日、北海道根室市で領土返還運動を続ける歯舞(はぼまい)・色丹(しこたん)の元島民と懇談しました。

 千島歯舞諸島居住者連盟理事の河田弘登志さん(78)は歯舞群島・多楽(たらく)島出身で、ソ連軍の侵攻により着の身着のままで島を脱出したといいます。河田さんは「正当な主張を堅持する日本共産党を尊敬しています」と話しました。

 色丹島元島民の中田勇さん(84)は「北方領土語り部」の活動を20年以上続けています。「政府要人が就任のたびに視察に来ていますが、何も変わりません。小池さんが指摘するように、全千島が正当な条約で決まった日本の領土。返還交渉は正しい道理で進めてほしい。島が返れば地域経済は発展します。国会で活発に議論されるようがんばってほしい」と話しました。

 小池副委員長は「ふるさとや漁場を奪われた人たちの思いが一刻も早くかなうよう頑張ります」と語り、「お体を大事に」とねぎらいました。

 森つねと参院北海道選挙区予定候補らが同席しました。


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