2013年3月27日(水)
消費税増税と別の道に驚き
甲府経済懇談会 小池氏が報告
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日本共産党山梨県委員会は25日夜、小池晃党副委員長(政策委員長)を迎え、甲府市内で「山梨経済懇談会」を開きました。会場のNOSAI会館は、170人を超える参加者で埋まりました。
パネリストとして、県内の建設職人などでつくる全建総連山梨(組合員1700人)の深澤俊雄会長、社会保険労務士の冨永弘徳氏ら5氏が発言しました。
小池氏が基調報告を行いました。小池氏は、日本経済に深刻な打撃を与える環太平洋連携協定(TPP)の危険に警鐘を鳴らしたうえで、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の問題点をわかりやすく解明しました。県内主要企業の内部留保などのデータも示しながら、消費税増税に頼らない党の経済再生のビジョンを紹介。深刻なデフレ不況から脱却するために「今放つべき第一の矢は、非正規も含めた働く人の賃上げ、第二の矢は社会保障の充実、第三の矢は消費税大増税をやめさせることです」と提唱しました。
会場からは、公務員労働者の給与引き下げや、生活保護制度の改悪など自公政権の国民を苦しめる政策に怒りの声が続きました。
党議員のフェイスブックで開催を知って参加したという女子大学生(4年)は「消費税を上げなくても(経済再生に)別の道があるという小池さんの話は驚きでした。共産党は国民の生活に密着した党ですね」と話しました。