2013年3月26日(火)
「TPPごめん 暮らし大事」
経団連に抗議行動
100人余が参加
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市民や農業団体など四十数団体で実行委員会をつくる「STOP TPP!! 官邸前アクション」は25日、東京・大手町の経団連会館前で、国民生活を破壊する環太平洋連携協定(TPP)を推進する財界に抗議しました。
「多国籍企業のために諸国民の命とくらしを脅かすな!」の横断幕。冷たい雨のなか、参加した100人余の人たちは「TPPはごめんだ。くらしが大事」と唱和しました。
日本経団連の米倉会長の住友化学と遺伝子組み換え作物を開発する米モンサント社が提携していることから、遺伝子組み換えの食品表示を廃止する危険を訴える「寸劇」も実施。日本消費者連盟の山浦康明さん、全国一般東京地本東京中央市場労働組合の中沢誠さんは、アメリカ産牛肉の輸入規制緩和や輸入食品の安全不安を指摘し、「食の安全を守ろう」と訴えました。
全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)の坂口正明事務局長は、大企業はすでに海外に工場を移しているのに“TPPに参加しないと海外に行く”と国民を脅していると批判し、TPP反対のたたかいを広げていこうと訴えました。