2013年3月26日(火)
沖縄・辺野古埋め立て申請強行
知事は不受理・不承認を
野党国会議員4氏申し入れ
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沖縄県選出・出身の野党国会議員は25日、辺野古埋め立て申請強行提出問題で仲井真弘多知事に対し、願書の「不受理」および「不承認」を申し入れました。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、照屋寛徳衆院議員(社民)、糸数慶子参院議員(無所属)、玉城デニー衆院議員(生活)が参加しました。
申し入れ書は「日米首脳会談で対外公約した『月内提出』を何としても果たさんとするもので、その強引な手法は、あまりにも卑劣で姑息(こそく)だ」と批判。辺野古新基地反対は県民の総意だとして「辺野古の美(ちゅ)ら海を埋め立て、さらなる基地負担と犠牲を強要せんとする政府に、知事ははっきりとした意思表示を」と強く求めています。
赤嶺議員は「豊かな漁場を埋め立てたら何のための沖縄振興か。アセス手続きそのものが無法を重ねた欠陥・まやかしだ」と批判しました。
与世田兼稔副知事は「行政手続き上、受理せざるを得ない」としつつ「8〜10カ月間で慎重な審査をした上で、地元関係市町村の意見も踏まえつつ、承認・不承認の結論を出したい」と述べました。
4月28日の「主権回復の日」記念式典の中止・撤回と、知事の不参加を求めました。