2013年3月26日(火)
辺野古新基地断念を
沖縄防衛局前 埋め立て申請に抗議
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防衛省沖縄防衛局が米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)の「移設」先としているキャンプ・シュワブ(同県名護市辺野古)沿岸域の「公有水面埋立承認願書」を県に提出(22日)した問題で、平和団体、政党、労組などでつくる「基地の県内移設に反対する県民会議」は25日、沖縄防衛局前で緊急抗議集会を開き、怒りの拳を突き上げました。集会後、約150人の参加者は局前に座り込み、終日抗議しました。糸数慶子参院議員が参加しました。
ヘリ基地反対協議会の安次富浩代表委員は「抜き打ち的な防衛局の姑息(こそく)なやり方は言語道断」と糾弾。「デタラメなアセス手続きの不当性と県民の大きな怒りのうねりを安倍政権に突き付けよう」と力を込めました。
沖縄県統一連の大久保康裕事務局次長は「安倍政権の本質は、アメリカに従属し、日本の主権を売り渡すもの」と指摘。「不当な手続きに手を貸さないよう仲井真知事に求め、国には辺野古新基地断念の圧力を強めていこう」と訴えました。
日本共産党の中村重一北谷町議は「辺野古新基地反対、普天間基地の閉鎖・撤去の県民総意を結集し、安倍政権の暴走を食い止めよう」と呼びかけました。