2013年3月25日(月)
消費税増税は中止できる
なくす会が宣伝
東京
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消費税をなくす全国の会と同東京の会は24日、東京都豊島区の巣鴨駅前で宣伝し、消費税増税の中止を求める署名への協力を呼びかけました。国民の賃金が上がらないなかで物価だけを上げ、消費税増税を狙う安倍政権にたいし、「大企業じゃなく、庶民の暮らしに目をむけろ」「廃業に追い込まれる中小業者はどうなってもいいのか」と話す会社員や中小業者が署名しました。
満開の桜の木の下でマイクを握った参加者は、大企業に応分の負担を求めるなど消費税に頼らなくても財源をつくる道があると強調。「運動と世論を広げれば消費税増税は中止できます」「参院選で増税反対を掲げる議員を国会に送ろう」と訴えました。
年金生活を送る女性(65)=東京都豊島区=は、「アベノミクスでもうけるのは大企業ばかりだ。何も得しない庶民に増税なんてとんでもない。年金暮らしの高齢者や、収入の少ない若者は首をくくれというのか」と言って署名しました。
「パン屋を33年続けてきた」と話す女性(66)=埼玉県川越市=が署名しました。「消費税が上がればバターや小麦粉など材料費は高くなる。だけどパンの値段は上げるわけにいかない。店を閉めるしかない」と話しました。