2013年3月24日(日)
つながろう 希望の社会へ
青年革新懇が全国交流会
広島
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青年革新懇全国交流会in広島(主催・全国革新懇、ヒロシマ青年革新懇)が23日、広島市の平和記念資料館ではじまりました。「希望をもてる社会の実現を」「NO MORE WAR(ノーモア・ウオー)」をテーマに全国各地の青年革新懇代表や結成準備を進める青年が参加。作家の雨宮処凛(かりん)さんがゲスト発言しました。交流会は24日まで。
青年革新懇の全国交流会は初めてで、約170人が参加。主催者あいさつで田中悠氏(全国革新懇代表世話人、日本民主青年同盟委員長)は、就職難や非正規雇用の拡大など、解決されなければならない青年の問題がたくさんあるなか、「多くの青年が政治や社会のおかしさに目を向け」さまざまな行動を起こしていると紹介。交流会のスローガンを「国民のなかにいっそう広げ、力をあわせましょう」とよびかけました。
雨宮さんは、若者の生きづらさの根源にふれ、日本では「『資本主義的な価値を生み出さない人は生きる資格が無い』という暴力的なメッセージがはびこっている」と指摘。人は生きているだけで価値があるのだという「無条件の生存の肯定」を広げ、青年がつながる必要性を説きました。
活動交流で、開催地のヒロシマ青年革新懇の女性が「人とつながる、社会とつながる、政治とつながるということを意識しながら活動してきた」と発言。愛知県の青年ネットAICHIの男性は「すべての青年に開かれた組織として、ゆるく楽しくためになるをモットーに活動している」と報告しました。