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2013年3月22日(金)

鉄道復旧 復興のカギ

衆院委 穀田氏が支援求める

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 日本共産党の穀田恵二議員は15日の衆院国土交通委員会で、鉄道の復旧が被災地域の本格的復興のカギだとしてJR東日本に山田線・大船渡線の復旧を決断させるよう国の支援と強力な指導を求めました。

 穀田氏は、地方鉄道の三陸鉄道が社員総出で復旧作業にかかり、震災後5日目に運転再開したのに対し、JR東日本は「株主に説明がつかない」などといって復旧を明言すらしていないと追及。太田昭宏国交相は「山田線復興調整会議でJR側から従来の復旧で140億円、街づくりの観点からでは210億円かかるという数字を出してきている」と答えました。

 穀田氏は「その会合でも(JRは)復旧を明言しなかった」と指摘。復旧が巨額になるとして二の足を踏んでいるJRに対し「国として鉄路復旧の支援を明確にして、鉄路復旧を直ちに決断するよう詰めるべきだ」と述べました。

 国交相は「街づくりと一体化して、支援する方向で検討し調整会議でしっかり進めるようにする」と前向きな答弁しました。穀田氏はさらに、JR大船渡線について、被害を受けていない線路を先行活用した一部復旧を求めている地元住民の取り組みを紹介し、切実な願いに応えるべきだと強調しました。


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