2013年3月18日(月)
オスプレイこそ負担
笠井氏 “軽減言うなら撤去を”
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日本共産党の笠井亮議員は15日の衆院外務委員会で、沖縄で米軍垂直離着陸機オスプレイが「運用ルール」違反の飛行を繰り返している問題を追及し、「沖縄の負担軽減をいうなら、負担の大本となるオスプレイ配備こそ撤回すべきだ」と求めました。
笠井氏は、沖縄県が配備後2カ月(昨年10〜11月)の間に318件の日米合意違反があったとして検証を求めていることをあげ、政府の対応を追及。江渡聡徳防衛副大臣は「沖縄防衛局が撮影した写真約3000枚と、違反と指摘があった飛行時間や場所が合致するかチェックしている」と答えましたが、検証結果の公表については「できるだけ早い時期に」と述べるにとどまりました。
笠井氏は、県の要請から2カ月以上も過ぎていることをあげ、「『沖縄の声に耳を傾ける』というが、県民の願いにまともに応えていない」と批判。「(違反は)県民が実際に目撃したもので、政府の根本姿勢が問われる」と強調しました。