2013年3月15日(金)
共産党の賃上げアピール
田村氏、航空連と懇談
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日本共産党の田村智子参院議員と水戸正男労働局長は14日、航空労組連絡会(航空連)に党アピール「賃上げと安定した雇用の拡大で、暮らしと経済を立て直そう」を届け、申し入れ・懇談しました。
航空連からは、近村一也議長、津惠(つえ)正三事務局長、竹島昌弘事務局次長が応対しました。
田村議員は、「賃上げと雇用安定で力を合わせたい」と強調。水戸氏は、「メディアにも賃上げ問題が載り、大きなうねりになっている」と紹介しました。
近村議長は、「日本航空では昨年より夏季一時金を上積みする再回答を引き出しました。連合など別組合の組合員のなかにも要求が広がっている。運動を広げたい」と強調しました。
津惠事務局長は、「アピールは会議資料として活用させてもらい、大いに力になりました。ベースアップも今後どう実現していくか議論したい」と述べ、「非正規雇用では技量が育たない。賃上げと雇用安定は、空の安全にとっても重要です」と語りました。
懇談では、日航と全日空のリストラ競争や格安航空会社(LCC)の過酷な労働条件が議論になりました。
田村議員は、日航解雇撤回原告団とも懇談し、激励しました。
賃上げアピールでの共同の申し入れは、この間、水戸労働局長が全日本建設交運一般労働組合(建交労)とも懇談しています。