2013年3月13日(水)
伊方廃炉を 署名14万提出
とめる会が愛媛県知事に
計21万に
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福島第1原発事故から2年の11日、伊方原発をとめる会は、愛媛県の中村時広知事あての「伊方原発を稼働させず廃炉を求める署名」の第2次分14万842人を提出しました。署名は、愛媛県内だけでなく、四国、九州、中国地方などで取り組まれたもの。第1次分(昨年11月提出)と合わせて、提出した署名は21万7088人になりました。
45人の参加者一人ひとりが、署名用紙を次々に、山口道夫県原子力安全対策推進監に手渡しました。山口推進監は「署名は知事に伝える」と答えました。
和田宰事務局次長は「要請は、伊方原発を稼働させないこと、使用済み核燃料の厳重管理と廃炉計画を持つことの2点。耐震対策として、古い原発に膨大なお金を注ぎ込もうとしているが、安全を高めるものでは決してない。県として廃炉を決断する時期に来ている」と訴えました。
高知県の「原発をなくし、自然エネルギーを推進する県民連絡会」の徳弘嘉孝世話人は「伊方原発で事故が起きれば、高知県は全域が200キロ圏に入っており、大変なことになる。ぜひ止めてほしい」と述べました。
とめる会は引き続き署名に取り組み40万をめざします。