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2013年3月13日(水)

朝鮮半島の非核化を

米大統領補佐官が強調

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 【ワシントン=山崎伸治】米国のドニロン大統領補佐官(国家安全保障担当)は11日、ニューヨーク市内でオバマ政権のアジア太平洋政策をテーマに講演し、北朝鮮に関連して「60年にわたり米国は朝鮮半島の平和と安定の確保を約束してきた」と述べ、同半島の完全な非核化を目指すことを強調しました。

 ドニロン氏は「米国は北朝鮮が核保有国となるのを容認しないし、米国を攻撃目標にできるような核ミサイルを開発しようとするのを傍観もしない」と表明。米国の対北朝鮮政策について「四つの原則」を示しました。

 第一に「日本と韓国との緊密で幅広い協力」を挙げ、平和的解決には米国と中国の新政権との緊密な協力も必要だと述べました。第二に「北朝鮮の悪行には報酬を与えない」として、北朝鮮による挑発と脅迫には応じないとの姿勢を示しました。

 第三に「米国本土と同盟諸国の防衛を確約する」として、「米国は全能力を使って、北朝鮮が米国と同盟諸国に突きつける脅威から守り、それに対応する」と強調しました。

 第四に「北朝鮮がよりよい道を選択するよう促す」として、「米国には北朝鮮が経済を発展させ、国民を飢えさせないことを支援する用意がある」と表明。北朝鮮が真剣に交渉に臨むなら応じるとの考えを示しました。


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