2013年3月9日(土)
あす 原発ゼロ「大行動」
反原連が参加呼びかけ
首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさん、原田裕史さん、小泉兵義さんらは8日、衆院第1議員会館で記者会見を行って、10日の「0310原発ゼロ☆大行動」のプログラムを明らかにし、参加を呼びかけました。
ミサオさんは、「全国300カ所近くで、さまざまなアクションが行われると聞いています。原発いらないという人たちは減っていないし、風化もしていません。2013年も脱原発・反原発の声を世論に高めていきたい」と語りました。
大行動は、国会正門前で午後5時から行われる大集会をメーンに、1時から日比谷公園野外音楽堂で集会を開き、2時からは国会請願デモが出発します。デモと同時並行で、各省庁前などで抗議行動を行います。
「さようなら原発1000万人アクション」「脱原発世界会議」「原発をなくす全国連絡会」「経産省前テントひろば」「再稼働反対! 全国アクション」の5団体が協力します。
「原発をなくす全国連絡会」は10日、午前11時から日比谷公園で「東日本大震災復興と原発ゼロの実現めざす3・10東京集会」を開催し、その後は反原連の行動に合流します。
9日には、「さようなら原発一千万署名 市民の会」が明治公園で午後2時から大集会を開きます。
国会正門前で抗議行動
即時原発ゼロを求める毎週金曜日の抗議行動が8日、国会正門前のファミリーエリアで行われました。参加者はドラムやトランペットのリズムにあわせて「故郷」を歌い、「原発いらない」「いますぐ廃炉」と唱和しました。
この日の行動は、首都圏反原発連合(反原連)に参加する「パパママぼくの脱原発ウオーク」が主催しました。反原連は10日、東京都内で「原発ゼロ☆大行動」をおこないます。
参加者は「首相が愛国心を強調するなら、国民一人ひとりの安全を守れ」「原発に安全の基準なんかありません。すべての原発を廃炉にするのがいちばん安全です」などとスピーチしました。
「大行動」に参加するために金沢市からやってきた男性(39)は、「安倍首相になってから政府が原発推進をはっきりと打ち出してきた。絶対に負けないよう、今日から11日までノンストップで原発ゼロを叫びぬきます」と語りました。
日本共産党の小池晃副委員長と吉良よし子都雇用と就活対策室長が参加して、スピーチしました。