2013年3月7日(木)
認可園増やして 官邸前
|
「安心できる保育所つくって!」―。昼間の首相官邸前に母親たちのコールが響きます。新日本婦人の会は6日、国の責任で認可保育所を増やしてほしい、と首相官邸前で緊急アクションを実施しました。
子どもが認可保育所に入れなかった母親たちが次々と発言。2月22日、東京・杉並区長あてに異議申し立てをした女性は、7カ月の子どもをおぶって参加。夫婦ともフルタイムで働いているにもかかわらず、不承諾の通知が来ました。「とてもショックでこれからどうしていいかわからない。育児休暇を延長してどうにかなる見通しもない。もう黙っていられない」と語りました。
2011年に認可外保育所で当時1歳の長女を亡くしたさいたま市の女性は、1歳2カ月の長男と参加。「不承諾通知が来て、この子も4月から認可外保育所に行く予定。子どもの命を守る認可保育所を国の責任で増やしてほしい」と訴えました。参加者は、認可保育所大幅増設を求める安倍首相あての要請書を内閣府に渡しました。