2013年3月1日(金)
米軍の威圧はね返す
沖縄・高江 オスプレイ着陸帯阻止へ集会
仁比氏が激励
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日米両政府が沖縄県東村高江で工事を強行している垂直離着陸機MV22オスプレイ着陸帯(ヘリパッド)の建設に反対している地元住民を支援する集会が28日開かれました。
絶滅危惧種のノグチゲラなどの営巣期(3〜6月)入りに伴う工事中断を前に開催したもの。米兵が至近距離でビデオカメラを向けて威圧するなか、米軍北部訓練場メーンゲート前で100人近くが「ヘリパッドを使わせないたたかい」の決意を固め合いました。
集会では、人家に最も近い建設予定地(N4)で着陸帯1カ所がほぼ完成したことが報告されましたが、土木の専門家は「当初計画は4カ所だが1カ所しかできず、それも路盤が弱い不完全なもの。ずさんな工法で、また土砂崩れが起こる可能性がある」と指摘。「来年度の1カ所は谷を埋める大量の土砂を要する大規模工事になる」と警告しました。
同地在住の歌手・UAさんも子どもと一緒に参加。24時間体制でN4監視を担当している沖縄県統一連の山田義勝事務局長、日本政府が埋め立てに向けた手続きを進める辺野古新基地建設に反対しているヘリ基地反対協の安次富浩共同代表が発言、いっそうの共同を呼びかけました。
日本共産党の仁比そうへい前参院議員は「私たちは絶対に負けません。勝利するまでたたかい続ける」と激励しました。