2013年2月22日(金)

東電・福島第１公開取材

「赤旗」排除に抗議広がる

「何隠すの？」「ひどすぎ」…

　東電が福島第１原発の公開取材で「赤旗」を排除しようとしている問題について２１日、「東電に抗議した」という電話が編集局に相次ぎました。

　女性は「ほかの新聞やテレビでは本当のことを言わない。唯一言っているのが『赤旗』だと読み始めて分かった。真実を伝える『赤旗』が福島原発１号機に入れないなんて、国民に本当のことを開示しないのと同じだと思って、怒って東電に電話した」

　東電に電話した福岡市内に住む女性（６５）は「当初、電話交換に３月１日の現場公開について話を聞きたいので、報道の広報部に回してほしいと頼むと、『赤旗』とは言っていないのに、『赤旗』のことですねと言われた。朝からひっきりなしに電話がかかってきているとか、メディアからの問い合わせもあると話していた」

　インターネットの「ツイッター」には「これは大問題。『赤旗』記者に隠さなければいけないことがあるのか、それとも反原発メディアへの見せしめか」「東電ってある意味わかりやすいと思うけど、ひどすぎ。取材相手を選べるような立場も資格もないし。賠償打ち切りの話もそうだけど、責任という事をまったく忘れた会社ですねえ」「共産党支持してるわけではないが、はっきりと物申す『赤旗』にビビってるって暗に宣言してるようなもんやん」などのコメントが続々と投稿されました。