2013年2月22日(金)
上京の頼り なくさないで
都区内フリーきつぷ「年度内終了」
紙議員と茨城の党市議ら JR東に要請
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JR東日本が発売する2種類の東京都区内での乗り降り自由の乗車券が年度内に終了する問題で、日本共産党の紙智子参院議員は21日、東京都新宿区のJR東日本本社で聞き取りをしました。山中泰子元党茨城県議と牛久、つくば、龍ケ崎の党市議らが同席しました。
同県では上京の際に「都区内フリーきっぷ」「都区内・りんかいフリーきっぷ」を利用する人が多いとして、利根川英雄牛久市議らは「東京の家族を介護するときに利用する人など、住民から不安の声が出ている。存続してほしい」と要望しました。
応対したJR東の担当者は、終了の主な理由を「スイカの利用者増加などによるフリーきっぷ利用者の減少」と回答。フリーきっぷ発売終了後は、都内まで来れば代替のきっぷを購入できると答えました。
紙氏は、「少ないからと切り捨てるのではなく、解決策はないか検討すべきだ。現行のサービスを存続するべきではないか」と要請しました。
JR東側は「持ち帰り検討します」と回答しました。
都区内フリーきっぷ 都区内・りんかいフリーきっぷ JR東日本が発売している2日間有効の乗車券。東京近郊から都区内のJR線への往復、都区内の同線・りんかい線・東京モノレール線の乗り降りが自由で、広く利用されています。JR東日本は1月28日、3月31日での発売終了を発表しました。