2013年2月19日(火)
“復興支援” お客で活気
宮城・女川の市場
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「おいしいサンマの昆布巻きだよー」「新鮮な魚いかがですか」―。宮城県女川町の「マリンパル女川おさかな市場」が、「復興支援ツアー」の買い物客でにぎわっています。
地元で水揚げされたサンマなど鮮魚や水産加工品を扱う店が入る同市場は、2011年3月11日の東日本大震災で大きな被害を受けました。
しかし、7カ月後の同年10月7日に場所を移して再開。店舗数は16店から6店に減りましたが、「さんま祭り」(9月)、「あんこう祭り」)2月)など毎月のイベントにも取り組み元気に営業しています。
同市場の売り上げに貢献しているのが、全国から訪れる「復興支援ツアー」の観光客です。17日の日曜日も大型バスでやってきた復興支援ツアーの人たちで活気付きました。
「被災地は今回で3度目です」というのは、栃木県宇都宮市から夫婦で訪れた60代の女性。「被災地で買い物をして、少しでも支援できればと思って来ました。これからも可能な限り訪問したい」