2013年2月13日(水)
党福島・埼玉県議団 双葉町民と懇談
支援は原発は…不安切々
避難先の加須で
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日本共産党の福島県議団の神山悦子、宮川絵美子、阿部裕美子各県議と埼玉県議団の柳下礼子、村岡正嗣両県議は11日、福島県双葉町の町民が集団避難生活を送っている埼玉県加須市の旧県立騎西高校を訪れ、町民と懇談しました。校舎内の懇談会場に約30人が参加しました。
「被災してから1年11カ月。精神的にも肉体的にも限界にきている」など切実な声が寄せられました。
住宅支援などの被災者支援が打ち切られるのではないかとの不安に対し、神山氏は「国の災害救助法適用の打ち切りを許さず、国・東電が一切の責任を負うよう、オール福島で求めていく」と力強く表明。医療費助成などの支援の延長や災害復興住宅の整備を迫っていくと語りました。
「避難先の住民からどう思われているか気になる」との訴えがありました。宮川氏は、被災者を受け入れている自治体は国から十分な交付金を受けており、住民に不利益はないことなどを話し、差別や偏見を払拭(ふっしょく)するために尽力すると述べました。
「われわれは原発によって追い出された。原発をなくすべきだ」と訴える男性も。阿部氏は「原発はもうたくさんというのが福島の人の思い。即時原発ゼロをしっかり訴えたい」と語りました。
柳下氏が「皆さんの一つひとつの悩みや苦しみを解決していくことが政治をただすことにつながる」と述べ、埼玉県議団としても被災者支援に全力をあげる決意を伝えました。
佐伯由恵加須市議が同席しました。