2013年2月9日(土)
徳田政務官辞任の経緯説明
女性議員有志 政府に迫る
性暴力を許さない女性議員有志の会(呼びかけ人―菊田真紀子衆院議員、岡崎トミ子、蓮舫、紙智子=日本共産党=、森ゆう子、福島瑞穂、谷岡郁子各参院議員)は8日、国会内の廊下で菅義偉官房長官に対して徳田毅国土交通・復興政務官の辞任の経緯について説明責任を果たすよう申し入れました。日本共産党の田村智子参院議員も申し入れに参加しました。
申し入れは、徳田氏辞任の理由とされた女性問題についての報道を受けて行われたものです。女性議員有志は、安倍晋三首相が性暴力に対して毅然(きぜん)とした態度を示すために、徳田氏の辞任の理由や報道されている事実の真偽、任命時に首相が事実を知っていたのかどうかを明らかにし、任命権者として説明責任を果たすことを求めました。
申し入れ書には日本共産党の高橋ちづ子衆院議員、民主党、生活の党、社会民主党の国会議員も賛同者として名を連ねました。
官房長官は申し入れ書を受け取りましたが、「(徳田氏は)内閣の人では無い」と一切の回答を拒否しました。
申し入れの後、岡崎氏らは「7日にも政府に申し入れを行おうとしたが一切拒否された。今日やっと廊下で受け取ることになったが、話さえ聞かなかったことは過去にはない」と述べました。紙氏は「報道が事実であれば任命責任があり、何も説明しないのはおかしい。今後も追及していく」と語りました。