2013年2月9日(土)
原発ゼロ官邸前行動
寒いけど 怒りは熱い
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即時原発ゼロを求める首相官邸前抗議行動が8日、官邸前と国会・霞が関一帯で行われました。主催は首都圏反原発連合(反原連)。肌を刺す気温2度の寒風のなか、原発を推進する安倍晋三首相に対し、3000人の参加者(主催者発表)は「再稼働反対」「原発いらない」と熱く訴えました。
官邸前では、安倍政権の「『原発維持路線』反対」のプラカードが登場。「安倍さん。北海道で先日大きな地震があり、また原発が壊れるのではないかと心配です。だから、今すぐ原発はやめてください」とスピーチする青年も。
国会正面前では、佐賀県で玄海原発に反対している女性が「世論誘導で成り立っている原発はすぐにやめるべきです」と発言。「寒いのに怒りは熱い」と語った男性は「原子力規制委員会は原発を動かそうと準備しているが、世界一の安全基準なんてナンセンス」と訴えました。
官邸前行動にたびたび参加しているという横浜市の男性(39)は「東電が福島原発の汚染水を処理後に海に放出しようとしている。ふざけるなといいたい。これ以上汚染をひろげるな」と語りました。
日本共産党の笠井亮、赤嶺政賢両衆院議員がスピーチしました。
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