2013年2月5日(火)
任にふさわしいかで判断
日銀総裁人事 市田書記局長が会見
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日本共産党の市田忠義書記局長は4日、国会内の記者会見で、日本銀行総裁人事に対する考え方を聞かれ、「国民経済の安定的な発展と物価の安定に寄与するというのが日銀の役割だ。そういう役割、任務にふさわしい人物かどうかということを基準に判断したい」との考えを示しました。
市田氏は、日銀総裁以外の国会同意人事についても、「国民生活に極めて深い関連、影響がある重要な人事だから国会の同意を求めている。そのためには、その人がその任にふさわしいかどうかを国会と国民の前に明らかにして判断していくことが基本だ」と指摘。「ところが、聴聞も行われないなど、現在の国会同意人事の手続きは形骸化している。候補者に対する聴聞や質疑などが実施できるようなルールづくりが大切ではないか」と強調しました。