2013年2月3日(日)
社会保障改悪許さない
中央社保協が全国代表者会議
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中央社会保障推進協議会(中央社保協)の全国代表者会議が2日、横浜市内で始まりました。「憲法違反の『推進法』を廃止し社会保障の拡充を求める請願」署名に取り組み、参院選に向けて、安倍内閣が狙う社会保障改悪を許さない世論と運動の高揚をはかろう、と討論しました。全国代表者会議は3日までです。
吉田万三代表委員(全日本民医連副会長)があいさつ。
基調報告した相野谷安孝事務局長は、安倍内閣の思惑どおり社会保障を「自己責任」化させないため、医療や介護、年金を破壊する「社会保障制度改革推進法」の危険な中身を広く明らかにし、廃止に追い込むことが大切だと語りました。
相野谷氏は、生活保護の引き下げなど国民に“激痛”を強いる安倍内閣の悪政に参院選で決着をつけなければいけないと強調。「安倍政権の本質を暴露し、社会保障改悪許さない、消費税増税ストップの厳しい反撃の世論を構築しよう」と訴え、宣伝や署名行動、学習などの強化を呼びかけました。さらに、基本的人権を奪う憲法改悪に反対する共同を広げようとのべました。
一橋大学の渡辺治名誉教授と、東京、新潟の生存権裁判弁護団を務める黒岩哲彦弁護士がそれぞれ講演しました。