2013年2月2日(土)
“自衛隊は軍隊” 首相答弁
安倍晋三首相は1日の参院本会議で、「自衛隊は国内では軍隊ではありませんが、国際法上は軍隊として扱われています。このような矛盾を実態に合わせて解消することが必要と考えます」とのべ、「戦力不保持」などを定めた憲法9条2項を削除し、自民党「憲法改正草案」が明記した「国防軍」の創設を目指す考えを示しました。民主党のツルネン・マルテイ議員らへの答弁。
安倍首相は憲法が禁じる集団的自衛権行使を可能とする解釈改憲もねらっており、9条を改憲し「国防軍」を保持すれば、アメリカと一緒に海外で戦争することが可能になります。憲法を踏みにじって自衛隊を創設しておきながら、その「実態」にあわせて改憲するなどということは言語道断です。