2013年2月2日(土)
願いは原発ゼロ 官邸前抗議行動
首都圏反原発連合(反原連)は1日、国会・霞が関一帯で首相官邸前抗議行動を行いました。「国民の願いは原発ゼロ」のプラカードも登場。4000人の参加者(主催者発表)は、民意に逆らって原発の再稼働や新増設を推進しようとする安倍晋三首相に「原発やめろ」「再稼働反対」と訴えました。
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安倍首相は、民主党政権の2030年代に原発稼働ゼロをめざす方針を「ゼロベースから見直す」とのべるなど、原発推進の姿勢を鮮明にしています。
「安倍首相、国民に背をむける限り、あなたは倒れます。われわれは声をあげ続けます」。官邸前のスピーチで、埼玉県川口市の男性が訴えました。
毎週参加している東京都墨田区の女性(30)は「あれだけの事故を起こしながら、まだ原発に固執する自民党政府に怖さを感じます。一刻も早く原発をなくさないといけない」。同青梅市から初参加の男性(63)は「活断層のあるなしにかかわらず、危ない原発はなくさなきゃ」といいます。
節分を前に鬼の面をかぶり豆を持ってきた横浜市の男性(50)は「頭にくるのは原子力規制委員会が安全ではなく再稼働ありきで基準をつくろうとしていること。福島の事故はまったく収束していないのに、また事故が起きたらどんなに大変かは分かるはずなのに…」と話しました。
日本共産党の笠井亮衆院議員、紙智子参院議員、小池晃政策委員長、吉良よし子都雇用と就活対策委員長が参加し、スピーチしました。