2013年1月30日(水)
東京都 中1も35人学級に
共産党都議団要請に表明
国「見送り」にかかわらず
日本共産党東京都議団は29日、国の動向に左右されず中学1年生の35人学級を実施するよう都に緊急に申し入れました。申し入れに対し、都は、予定通り、中学1年生の35人学級を実施することを明らかにしました。
都は現在、小学1、2年生で35人学級を実施しており、18日発表した来年度予算原案には中学1年生にも拡大することを盛り込んでいます。
申し入れで、あぜ上三和子都議は、安倍自公政権が2013年度から5年間で公立小中学校の全学年で35人学級を実現する計画の見送りを決めたことが報道されていると指摘。「国の動向いかんにかかわらず、中学1年生の35人学級を実施してほしい」と訴えました。また、国に、13年度から35人学級を拡大するように要請することも求めました。
都教育庁の谷島明彦・地域教育支援部長は「国がどうあろうと、(予算)原案で示した通りにやらせていただく」と答えました。