2013年1月17日(木)
震災復興・原発ゼロへ
3・10いっせい行動成功を
全国連絡会よびかけ
原発をなくす全国連絡会は16日、「住民本位の東日本大震災復興といますぐ原発ゼロにむけ『3・10』全国いっせい行動を大きく成功させよう」と呼びかけるアピールを発表しました。
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から2年となる前日の3月10日(日)を中心に、全国いっせいに大震災からの早期復興と原発ゼロを掲げて、集会、パレード、署名・宣伝行動、学習会などの多彩な行動にとりくみ、多くの国民や市民運動との共同を広げ、大規模な行動を起こそうと呼びかけています。
3月10日は、首都圏反原発連合による大規模な国会包囲行動も予定されています。全国連絡会は、これに連帯した行動を計画しています。
アピールは、いまもなお、避難生活を強いられている被災者が32万人を超え、とくに福島県では県内外で16万人が避難生活を余儀なくされているとのべ、生活・健康・将来への不安は計り知れないとしています。
しかし、安倍晋三首相は原発再稼働、新規建設、原発輸出を推進しようとしていると指摘。もともと原発を推進してきたのは歴代の自民党政権であり、福島原発事故の最大の責任は自民党政権にあるとのべ、「その反省もなく、原発再稼働や新規建設などとんでもない」と怒りを表明しています。
「こうした現政権の言動はあまりにも民意とかけ離れている」と指摘。原発ゼロを求める世論と運動が確実に広がり、毎週金曜日におこなわれている首相官邸前行動にはのべ100万人が参加し、これに連帯した行動が全国津々浦々に広がっていると紹介し、「直ちに原発ゼロへの政治決断を迫りましょう」と呼びかけています。