2013年1月15日(火)
先生が手を上げること 認める場合があるかも
“部活では禁止”と表明
橋下大阪市長
橋下徹大阪市長は14日、同市此花区で行われた成人式のあいさつで、市立桜宮高校で体罰を受けた生徒が自殺した問題にふれ、今後同市ではクラブ活動の指導において「先生が手を上げることは禁止する」と表明する一方で、それ以外の場面では「認めないといけない場合があるかもわからない」などと述べました。
橋下氏は、公職者であるにもかかわらず、自らが体罰容認の発言を繰り返し、そういった風潮を助長してきた責任にはふれず「これぐらいは仕方ないんじゃないかなとか、(多くの)保護者が思っている。そういうものが積み重なって痛ましい事件になった」と語りました。
また、橋下氏は「学校現場で、他人に迷惑かけるとか、危害を加えるという時には、先生が手を上げることを認めないといけない場合があるかもわからない」などと発言しました。